TaSSKオンライン多文化カフェ(13) 外国につながる子どもの教育支援における自治体政策の差異はなぜ生まれているのか
定期的にTaSSK会員がオンラインで集い、多文化に関わるさまざまなテーマで話し合い、学び合います。
TaSSK会員の誘いを受けたゲストも参加できます。ご関心のある方はTaSSK会員にお声がけください。ご入会も歓迎です。
TaSSKオンライン多文化カフェ(13) 外国につながる子どもの教育支援における自治体政策の差異はなぜ生まれているのか
日時:2023年1月28日(土)19:30-20:30
話題提供者:渡戸一郎(わたど いちろう)さん
主として都立高校における外国につながる生徒の支援(学習・進路)に取り組むNPOの活動を通じて見えてきた、東京都、神奈川県、大阪府の教育政策の違いについて考えます。
2019年秋創設の「多文化共生教育ネットワーク東京」(TEAM-Net)は、高校の外国につながる生徒の日本語教育・進路支援に取り組んでいる団体で、高校教員、日本語指導者、NPOの活動者、研究者、法律家、都議、メディア関係者など約90名が参加しています。年4回程度の研修会(シンポジウムなど)とネットワーク会議を開催しています(この2年半は対面での開催は数回、あとはズーム開催)。
東京都の外国につながる子どもの教育施策が神奈川や大阪などに比べて進んでいない現状をなんとか改善しようと取り組むなかで見えてきたことについて考えます。
プロフィール
明星大学名誉教授。東京ボランティア・市民活動センター運営委員長。
多文化共生教育ネットワーク東京・共同代表。移民政策学会元会長。
都市社会学をベースに、日本社会における多文化共生のあり方について、各地の自治体や市民活動に関わりながら研究や政策提言を行う。
主な編著に『都市的世界/コミュニティ/エスニシティ』(明石書店、2003)『多民族化社会・日本』(明石書店、2010)、『変容する国際移住のリアリティ――「編入モード」の社会学』(ハーベスト社、2017)など。