TaSSKオンライン多文化カフェ(10)「難民的背景をもつ人々と学び合う日本語活動」

定期的にTaSSK会員がオンラインで集い、多文化に関わるさまざまなテーマで話し合い、学び合います。
TaSSK会員の誘いを受けたゲストも参加できます。ご関心のある方はTaSSK会員にお声がけください。ご入会も歓迎です。

TaSSKオンライン多文化カフェ(10)
日時: 2022年8月29日(月)19:30~20:30
   ★ふだんの開催時間と異なりますのでご注意ください。
話題提供者: 松尾慎さん
テーマ: 難民的背景をもつ人々と学び合う日本語活動

日本在住のミャンマー出身者のなかには、難民的背景のある人、
帰ることのできる国をもたない人々もいます。
この人たちを主な対象に日本語学習支援や生活サポートを行う、
VECという市民団体があります。学生や社会人等様々な人の参画を得て、
難民当事者とともに運営しています。
ここでは、集う人すべてで対等な関係を築けるよう、
「支援する」「支援される」という固定的な関係性をずらすコーディネーションが意識されています。
今回の多文化カフェでは、「ずらし」のコーディネーションについて皆さんと対話したいと思います。

松尾慎さん プロフィール:
東京女子大学現代教養学部教授、VEC代表理事、多文化社会コーディネーター

専門は、日本語教育、多元文化教育などです。
ブラジル、インドネシア、台湾で10数年間、日本語教育に携わり、2009年より現職。
日本語教員の養成や留学生向けの日本語授業などを担当しています。
2014年、難民当事者とともにVECを立ち上げ、毎週日曜日、大学院生や修了生、
学部生とともに活動を継続しています。趣味は、自転車に乗ることです。
2021年は屋久島を自転車で一周しました。佐賀県、伊万里市出身です。

2022年08月12日 | Posted in お知らせ | | Comments Closed 

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