≪参加報告≫「多文化共生フォーラム in あいち」(2019年1月26日開催)
2019年1月26日(土)、名古屋国際センターで開催された「多文化共生フォーラム in あいち」に参加し、第1部パネルディスカッションにてNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会(タブマネ)の土井佳彦さんと田村太郎さん、NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)の山岸素子さんとお話させていただきました。
私からは、多文化社会専門職機構設立の背景や事業の概要をご紹介するとともに、認定制度の必要性について説明しました。その中で、私自身の実践を踏まえつつ、「相談通訳者」に関して、外国人相談事業に不可欠な外国語相談員の専門性とそれに見合った報酬を担保することが今後の課題であると述べました。また「多文化社会コーディネーター」に関して、全国の国際交流協会は組織として、また職員各人がコーディネーターとしての専門性をさらに発揮し、現在の多文化化に伴う問題解決に取り組んでいく必要があることをお話させていただきました。(当日発表資料「多文化社会専門職機構(TaSSK)について」はこちら(PDF))
この度の貴重な機会を提供くださいましたNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会、公益財団法人名古屋国際センター、一般財団法人自治体国際化協会にあらためて感謝申し上げます。
(菊池哲佳/多文化社会専門職機構事務局長)