TaSSKオンライン多文化カフェ(15) 地方自治体における外国人相談員の位置づけと地域間格差解消の課題

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地方自治体における外国人相談員の位置づけと地域間格差解消の課題
日時:4月22日(土)19:30-20:30
話題提供者:入倉眞佐子(いりくらまさこ)さん

外国人住民の人口比率3.2%の山間の小さな町にUターンして役場の「外国人相談員」として働きだして3年が経過しました。就職後すぐに、パンデミック下となり、この町の基幹産業である製造業に派遣されていたたくさんの外国人住民が雇止めとなり、生活困窮にあえぐ外国人住民がたくさん相談に来庁し、小さな役場の玄関ホールが相談者でいっぱいになりました。
このようなコロナ禍の実態を踏まえ、地方都市における外国人相談員の位置づけと地域間格差解消の課題についてみなさんと考えたいと思います。


プロフィール
長野県箕輪町役場総務課多文化共生推進員。  
現在、多文化共生社会実現のためのNGOの立上げ準備中。
1990年から広島県福山市で「外国人生活アドバイザー」(ポルトガル語担当)を担当。
NGO「ワールドシップ」事務局長として日本語教室開設・運営や外国人相談の広域連携支援、女性のDV被害者支援の活動に従事。
2019年長野県箕輪町にUターンし、箕輪町役場で会計年度職員として最低賃金が摘要される「外国人相談員」となり、コロナ禍の激流の中で役場の中での多言語支援、生活困窮者支援、日本語教室開設に取り組み中。
現在、愛知県立大学大学院国際文化研究科コミュニティ通訳学コース前期博士課程在籍中。

2023年03月21日 | Posted in お知らせ | | Comments Closed 

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